更新情報

令和2年新年のご挨拶

2020・01・08

令和初の新年を迎えお慶び申し上げますとともに世界の平和と安定を祈念いたします。
令和元年10月の台風19号では県内各地に大きな水害・災害をもたらしました。
災害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
1986年の8.5水害をはるかに上回る大雨が長時間にわたり上流から下流域までまんべんなく降ったことが影響したと指摘されています。
この様な災害が毎年、日本のみならず世界各地でおきていることは地球温暖化が影響していると言われており、今後ますます警戒しなくてはなりません。
我々、フロンを取扱う業者としても地球温暖化係数の高いフロンガスを大気に漏らす事無く回収し、温暖化を少しでも食い止めることに全力を注ぎたいと思います。
昨年5月にフロン排出抑制法の一部を改正する法律案が国会審議で可決され10月4日に官報で「政令」「省令」「告示」が公布されました。

改正の内容は
(1)機器ユーザー(所有者)に機器廃棄時の取組
(2)建物解体時の取組
(3)廃棄機器を引き取る際の取組
(4)充填回収業者の取組と大きく4つの項目で改正が行われ、各段階で法を遵守できない場合は直罰が課せられることになります。

回収率向上の為、関係者が相互に確認・連携し、ユーザーによる機器の廃棄時のフロン類の回収が確実に行われる仕組みを作るということです。
法の施行は本年4月1日からになりますのでフロン回収事業協会としても各関係団体と協力しながら法の周知に努めてまいりたいと思います。
結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司